柏木修二(三浦春馬)は私立明稜学園を解雇されることになった。2学期も残り1週間なので、終業式まで務めてもらうと教頭の鶴岡(風間杜夫)が職員に告げる。 バスケット部の顧問は夏実(戸田恵梨香)から同僚の金子雅代(能世あんな)に引き継がれることになった。休職することになった夏実は、結婚せずに出産するのが不道徳ならそう決断した自分も解雇されるべきではないかと思い悩む。そんな夏実に鶴岡教頭は優しい言葉をかける。 佐伯ひかり(武井咲)が母親の由梨(宮本裕子)を旅行に誘う。死んだ姉のゆかりとの旅行をやり直したいというのだ。由梨は戸惑いの表情を浮かべる。 放課後の教室で修二が進路についてひかりを面談する。ひかりは来週が姉の命日だから、4年前の旅行をやり直したいと言う。母親の由梨と看護師の亜弥(内田有紀)を誘っているという。 2学期の終業式。修二はクラス担任として2年1組の生徒に1人ずつ通知表を手渡し、生徒たちに語りかける。修二にとって生徒たちへの最後の言葉だ。 引っ越し先のアパートに向かう修二は駅の近くで、ひかりを見かける。上野駅から寝台列車で旅行に行くという。修二は上野駅までひかりを送ることにする。