高校生の木下仁菜子(福本莉子)は、まだ恋という感情を知らずに過ごしていた。ある日、帰りの電車で同級生の一ノ瀬蓮(高橋恭平)と出会い、蓮の優しさに惹かれていく仁菜子。胸に何か刺さったみたいに苦しくなる仁菜子は、親友の上原さゆり(小坂菜緒)へ恋愛相談をしたり、クラスメイトの是永大樹(中沢元紀)からの想いも受けながら、蓮への感情が恋であることを自覚する。意を決して、蓮に想いを伝える仁菜子だったが……。
蓮に告白したものの、“彼女がいる”と断られた仁菜子は、これまで通り友達のままでいようと決意する。一方、さゆりから、仁菜子に片想いしていた大樹に告白したと明かされたが、2人の友情はより一層強まる。夏休み明け、仁菜子が蓮と間違えて安堂拓海(山下幸輝)に声をかけてしまったことで安堂は仁菜子に興味を持ち、ある行動を起こす。帰り道、蓮を見かけた仁菜子。その隣には蓮の彼女の是永麻由香(田鍋梨々花)がいて……。
安堂から額にキスされ、その場から逃げ出した仁菜子。蓮はかくまってはくれたが、突然冷たくなった理由は明かしてくれない。しかし、蓮の行動が自分を守るためだったことを知った仁菜子は蓮への“好き”がまた積もる。仁菜子たちは、三好学(中川翼)からの誘いで、学の従兄・三好恭一(伊野尾慧)が経営するカフェでアルバイトを始めることに。そして、仁菜子のことを本気で好きだと自覚した安堂は、仁菜子へ想いを伝えるが……。
突然、安堂に告白された仁菜子。安堂は先のない恋には限界が来ると断言し、仁菜子からの返事は待つ意志を見せる。翌日、学校に住み着いている猫の“部長”と戯れていた仁菜子は、蓮との間であるアクシデントが起きてしまう。これまでにない“切ない痛み”を味わう仁菜子。蓮は麻由香という彼女がいながらも、仁菜子と過ごす時間について悩み始める。一方、大樹と麻由香は父親の是永洋平(中村俊介)と会い、ある告白を受け……。
家族の問題で悩む麻由香をそばで支えたい蓮は、アルバイトを辞めることを決意する。カフェでは、蓮の代わりとして柏木律子(小栗有以)がやって来る。凛とした美人の律子を見て一目惚れしてしまう学。一方、蓮の麻由香への想いを感じた仁菜子は、“好き”の限界の意味を少しずつ理解していく。そんな仁菜子に再度、揺さぶりをかける安堂。蓮と過ごす時間が増えた麻由香だったが、仁菜子にしか見せない蓮の素顔に気付きだしていた。
麻由香は蓮を呼び出し、父の再婚を受け入れられた心境の変化を明かす。自分の変化と蓮の変化に向き合った麻由香は、苦くも大人の答えを出す。一方、仁菜子も安堂へ自分の決意を告げていた。想い続けるのが苦しくても、蓮への想いは消せない。“好きが積もる”のが止められない仁菜子は、養護教諭の保科千秋(千葉雄大)へ相談することに。仁菜子と蓮、そして安堂の関係にある変化の兆しが……。Season1、ついに完結。
季節は春になり、高校2年になった木下仁菜子(福本莉子)と一ノ瀬蓮(高橋恭平)、安堂拓海(山下幸輝)は同じクラスになる。“好きな人がいる教室”に胸が高鳴る仁菜子。そんな中、蓮と安堂の中学時代の後輩・杉本真央(吉柳咲良)が入学してくる。仁菜子と安堂の前に現われた真央に対し、憤怒する安堂。2年前、蓮と安堂、そして真央の間で起きた“ある事件”が明らかになり、仁菜子と蓮、安堂の関係は大きく揺れ動いていく。
仁菜子へ迫る真央に対して、接触を控えるよう告げる安堂だったが、真央のたくらみは分からぬまま。そんなある日、仁菜子は蓮からもらったキーホルダーをなくしてしまう。落ち込む仁菜子だったが、鎌倉への校外学習で蓮と同じ班になれたことに喜びを隠せない。上原さゆり(小坂菜緒)と寺田裕太郎(井上想良)も同じ班になるが、複雑な表情を浮かべる裕太郎。鎌倉での校外学習中、道に迷った仁菜子を蓮が見つけ、2人きりに……。
是永大樹(中沢元紀)の心変わりを疑い、不安定になっていたさゆり。そんなさゆりを見て、自身との過去が原因なのではないかと感じた裕太郎は、さゆりを屋上へ呼び出す。蓮もまた、自身の気持ちの区切りのために是永麻由香(田鍋梨々花)に会いに行く。一方、校外学習後も、仁菜子は蓮と「友達として」過ごしていた。登校時、仁菜子と蓮は一緒のイヤホンで“ある曲”を聴いていると、いつの間にか2人の距離は“あと1ミリ”に。
蓮への想いを叶えるために行動を起こす仁菜子。カフェのオーナーの三好恭一(伊野尾慧)に仁菜子が相談していると、三好学(中川翼)が柏木律子(小栗有以)へ告白して、またも断られていた。恭一は、「一生懸命な姿には惹かれる」と助言を与え、仁菜子は体育祭の応援団に立候補する。応援団の練習に向かうと、そこには恭一の姿が……。さらに、真央から中学時代の“ある事件”を告げられた仁菜子は、蓮への想いが再び揺らぎ出す。