兄・スコルピオを探すため、チャンプと共に別行動をとっていたスティンガー。 情報を得ようと潜入した地球に停泊中のビッグモライマーズ内で、謎の宇宙人と 出会う。その者は、スティンガーとよく似た尻尾を出して攻撃してきた。 そう、彼こそがジャークマター、サソリ座系カローのスコルピオ。 アントン博士の敵討ちと一気呵成に突っ込んでいくチャンプとは対照的に、 スコルピオの変わり果てたその姿に、スティンガーは動揺を隠せない。 そんなスティンガーに、スコルピオはそっと語りかける。 「許せ。あの時は何も話すことが出来なかった…」