岐阜基地の翼と空が、いよいよ新型実験機のテストパイロットとして飛行する日がやってきた。それと同じころ、下地島基地でも岩崎たちが隕石撃墜のため離陸する。だが、翼たちの実験機が感知したデータによると、地球に落下中の隕石の軌道情報が、天体危機管理機構が送ってきているデータと異なっていた。このままでは、岩崎たちは隕石迎撃可能位置に届かない。 そこで翼たちはこの情報を岩崎たちに送信。岩崎たちは彼らの話を信じ、実験機が送るデータに従って自機を誘導する。だがそれでも、岩崎たちの機の位置からでは、衛星にミサイルが届かない距離だった。