「白戸、俺の顔を見つけろ。覚醒するんだ」。白戸たちを巻き込んだ“計画”の全貌を明らかにしないまま、須波は白戸の前から姿を消した。部下を失い、千春とも連絡が途絶え、精神的に追い込まれながらも、白戸は再びミアタリを始める。行き交う群衆の中で、白戸の視線が捉えた、ある顔とは? そして須波が果たそうとした目的とは? 公安、中国マフィア、須波、それぞれの思惑が交錯する中、白戸の最後の戦いが始まる。