4年前に須波が中国人の惨殺を繰り返していた背景が次第に明らかになる中、白戸は中国人マフィアらの襲撃に遭ってしまう。辛うじて危機をくぐり抜けたものの、何者かによる尾行が始まり、いつの間にか自分が追われる側にいることに恐怖を覚える白戸。さらに街角で千春らしき人影を目にするようになり、現実と虚構の境界が分からない不安にさいなまれる。そんな中、不逮捕記録を更新中の谷の身にも災難が降り掛かり……。