Der Planet Kiba wird gänzlich unvorbereitet von einem Blitzangriff des benachbarten Planeten getroffen. Die Kadetten auf dem Wachschiff Amaterasu, die sich auf einem Übungsflug befinden, beschließen alleine einen Widerstandskampf zu starten.
The 73rd graduating class of the Defense University is returning to planet Kibi in the combat spaceship Amaterasu, only to find that their home planet has been subdued. Left behind on the ship, the cadets make a deal with the Galaxy Network in order to fight the oppressor.
「乗りかかった船、か」
惑星国家キビの新造宇宙戦艦アマテラスは、航海実習として、防衛大学生による試験航海を行っていた。その中の一人、香月シノンは主席で入学しつつも、現在の成績はほぼ平均、卒業後は軍ではなく一般企業に就職しようと考えていた。
間もなく試験航海も終わるという時に、キビに対し強大な軍事力を誇るヘンリエッタ星域惑星国家同盟(=王国)が突如宣戦を布告。急襲により護衛艦を撃破されたキビ政府は、同盟に対し即時降伏を宣言する。アマテラスでは降伏の発表を受け、正規軍人が先に退艦させられ、残ったのはシノン達訓練生だけとなる。
しかし残された訓練生達は、同盟と戦う為あるひとつの方法を思い付く。それは、銀河ネットワークをスポンサーとして、同盟との戦いを中継させるということだった。
同盟の戦艦を前にするアマテラス。それを中継する銀河ネット。
様々な人間の思惑をよそに、今ここにたった一隻による戦争が始まった…