読み書きが苦手なために中学から不登校になり、不良となった岳人(小林虎之介)。二十歳になって夜間定時制高校に通い始めたが、1年経っても字が頭に入ってこない。さらにつるんでいた三浦からは麻薬の売買を持ちかけられ、岳人は退学を考える。そんな時、岳人の通う東新宿高校定時制に理科教師の藤竹(窪田正孝)が赴任。藤竹は岳人の中に眠る好奇心に気づき、彼をある「実験」に誘い出す。