愚鈍な政治家に日本を任せていられないと感じていた総理秘書官の長谷部(波岡一喜)と一一十ニノマエイト(黒島結菜)は、総理大臣(宅麻伸)を殺害し、一一十ニノマエイトが総理大臣に姿を変えることで政治をも支配しようとしていた。長谷部は「国家維新日本青年公務員共闘会議」という組織を利用し、自衛隊特殊工作隊や内閣情報調査室・超法規措置実務係(通称「Z印」)を動かし、政治と軍事の両面から支配を強めようと企んでいたのだ。 内閣情報調査室の御厨静琉(木村文乃)と高座宏世(松田翔太)は、長谷部と一一十ニノマエイトの企みを阻止すべく長谷部のアジトを急襲しようとしていた。そこに現れたのは、警視庁捜査壱課の馬鹿猪こと馬場香(岡田浩暉)・鹿浜歩(松澤一之)・猪俣宗次(さいねい龍二)たち。警視総監の柴田純が差し向けた援軍だった。 御厨たちは次々と長谷部のアジトを襲撃するが、長谷部と一一十ニノマエイトは時空を操るSPECを使い共に姿をくらますのであった。時空を操るという一一十ニノマエイトの究極SPECに勝てる見込みはほぼ見当たらない中、御厨が最後の聖戦の地に選んだのは、当麻紗綾と一十一ニノマエジュウイチが戦ったあの地であった!