柴田竹虎(小池徹平)は、町田リカ(末永遥)とともに樹海に連れて来られると、竹虎らを拘束した芸能事務所の男たちが掘った穴に埋められてしまう。同じ頃、宝生美月(大後寿々花)は、対峙(たいじ)する落合建夫(橋爪遼)から竹虎が命の危機に瀕していることを聞かされる。また、何者かに暴行され倒れていた藤木小次郎(藤木直人)と白豚(塚地武雅)は、意識を取り戻す。竹虎の居場所の手がかりを得たい小次郎らは、芸能事務所に忍び込み捜索をする。すると、そこへ新庄徹(宮川大輔)がやってくる。いらついた態度で何をしているのかと聞く新庄に、美月は警察が竹虎の捜索をしないから自分たちで手がかりを探しているのだと怒りをあらわにする。その後、持ち帰った資料を調べていた美月が、キャンディーの加工をしていると思われる工場の領収書を見つけ出す。美月は出かけていた小次郎に電話をし、住所を告げる。小次郎と白豚は、事件の黒幕と思われる芸能事務所の代表・金井正紀(木幡竜)がいると聞いたプールバーに来ていた。ところがそこに現れたのはへルタースケルターで、小次郎らは再び襲われる。小次郎たちをはめた金井らが、とあるマンションで高飛び計画を練っているとそこに血だらけの小次郎が現れる。突然の来訪に驚く金井らを、小次郎は全身に怒りをみなぎらせ殴り倒し、ついに、竹虎の居場所を聞きだす。古着店に戻った小次郎は、負傷した白豚を残し、美月とともに竹虎の救出に向かおうとする。そこへ、千葉さくら(真矢みき)が現れて・・・。