昭子(小林聡美)、絵美理(ともさかりえ)、恵(もたいまさ こ)の3人は、 表の顔は病院勤めの看護師。 だが、裏の顔は、死にゆく者の願いを叶えるためなら 人をも殺す“プッチーニ”と呼ばれていた。 彼女たちに真境名(浅丘ルリ子)が命を狙われていると知ったニコ(大後寿々花)は、 ロボ(松山ケンイチ)に助けを求めるが、よりによってプッチーニ・昭子と恋に落ちたロボは、 2人で暮らし始めることにし、ニコの前から姿を消してしまう。 真境名は、命が狙われているのに逃げ隠れもせずにこのまま殺される、と言い放つ。 名梨(岡田義徳)によれば、その理由は 、 かつてスパイだった頃の仲間であり恋人だった男への“つぐない”だから、という。 それでも、どうにか真境名殺害を阻止したい名梨は、ロボと昭子が暮らす部屋へ向かう。 一方、ニコは、真境名を何とか説得しようとする。 そんな中、いよいよプッチーニが動き出して――