道を歩いていたニコ(大後寿々花)は、外国人女性からフランス語で道を尋ねられて戸惑う。そのとき、ファミリーレストランの窓側の席にいるロボ(松山ケンイチ)が目に入り、店内に入って助けを求める。 一方、ニコの姉でそのファミレスでバイト中の一海(村川絵梨)は、ずっとかばんを抱え続ける不審な男性客(モロ師岡)のもとへ。途中でニコらを見掛けた一海は、よそ見をした拍子に、男の足元にナイフなどを落としてしまう。すると、男はナイフを拾って一海に突き付け人質にし、店員と客全員を監禁。立てこもりを宣言する。 ロボは、犯人の説得を試みるが、犯人の要求もわからないまま、時間だけが経過していく。そこに偶然、ニコの母・雪江(片桐はいり)や父・竹男(塚本晋也)がやってきて、林一家全員が巻き込まれてしまうことに。 大金の入ったかばんを抱えて7時間もファミレスに居座っていたこの男は、ある女性の到着を待っているのだという。この男の目的は何なのか?