直木賞作家・重松清の同名小説をドラマ化。人生に絶望した男の再生と家族愛を、ファンタジーテイストを交えて描くヒューマンドラマ。リストラと家庭崩壊により絶望のふちに追い込まれた一雄(西島秀俊)の目の前に、突如ワゴンカーと不思議な親子が現れる。車に乗り込んだ一雄は、なぜか自分と同じ年の姿で現れた父・忠雄(香川照之)と共に、自分の過去を巡る奇妙な旅をすることになる。