突如私たちを襲い、時には命さえ奪う交通事故。特に高齢者が歩行中事故に巻き込まれ、亡くなる確率は20代の若者の18倍にもなります。その原因は、足腰や視力の衰えだけでなく、なんと『脳』に関係がありました。番組では脳のメカニズムに注目し、歩行中、運転中に事故を防ぐ方法を紹介します。
年代別の交通事故の死亡率を見ると、若者で多く、30代、40代でいったん下がりますが、さらに年を重ねるにつれ、再び増えてきます。高齢者の事故の原因を探っていったところ、「横断歩道では、右を見て左を見て、もう一度右を見て渡りましょう」という看板にカギがあるのではという考えに至りました。中高年からの交通事故対策術を紹介します。