横浜中華街の100人アンケートで、好きな中国料理の第2位に選ばれた麻婆豆腐。家庭の料理として、レトルトも普及。レシピ通りに作ればそこそこ美味しく作れちゃう料理です。
しかしガッテンが達人の技から見つけた3つの鉄則を知れば、「ソースのコク」「豆腐の柔らかさ」「とろみ加減」がまるで違う“別次元の麻婆豆腐”が完成します!
「別次元の麻婆豆腐」とは?
中国四川省が発祥である麻婆豆腐は、本来“非常に辛くてしびれる”という特徴があります。そのような本場の味が好きな人もいるでしょうし、逆に口に合わないという人もいると思います。
そこで番組では、嗜好に個人差がある辛さや風味のよしあしには触れず、「コクのあるソース」「フルフルとした柔らかい豆腐の食感」「モサモサしないとろみの加減」の3点をレベルアップさせる麻婆豆腐を目指しました。なぜならそれは、「肉と調味料を炒める」「豆腐を煮込む」「とろみを付ける」という麻婆豆腐作りの基本の3工程に対応したものだからです。
麻婆豆腐の一般的なレシピを見てみると…
一般的なレシピはだいたい次のようになっています。
肉の色が変わるまで炒め、調味料を入れる
スープを入れ豆腐を煮る
水溶きかたくり粉を入れ、とろみがついたら皿に盛る
これら3つの手順に対して、誤解や、達人たちの鉄則(コツ)があることを順に見ていきます。今回は、陳建一さん、長坂松夫さん、斎風瑞(さい・ふーみ)さんの3人の達人のコツを詳しく分析!