喜美子(戸田恵梨香)は荒木荘の住人たちの生き方を通じて、自分の将来を見つめ直す。その結果、「女中の仕事を途中で投げ出して、転職はできない」とオファーをくれたちや子(水野美紀)に告げる。女中として一人前になった後、「自分が本当にやりたい道に進む」と決意。その視線の先には趣味で続ける描きかけの絵があった。そのころ、信楽では川原家に異変。室内が荒らされ、家族が大切に取っておいた喜美子からの仕送りが…。