神戸の海軍操練所が閉鎖され、龍馬(福山雅治)たち脱藩浪士は薩摩藩の西郷吉之助(高橋克実)と小松帯刀(滝藤賢一)に身を預け、大坂から薩摩へ航行中、長崎に立ち寄る。龍馬たちは豪商・小曽根乾堂(本田博太郎)の屋敷に泊まることに。西郷や小松は、龍馬たちに薩摩の船の操船をさせようと考えていたが、龍馬は近藤長次郎(大泉洋)や沢村惣之丞(要潤)らとともに、藩の世話にならずに生きていく道を探そうとする。 龍馬たちは操船技術を生かすため蒸気船を手に入れようとイギリス商人のトーマス・グラバー(ティム)を訪ねる。惣之丞や陸奥陽之助(平岡祐太)が英語で交渉するが、グラバーは龍馬たちを信用せず、船は借りられなかった。 そこで龍馬たちは花街である丸山の料亭・引田屋(ひけたや)に乗り込み、商人相手に船を借りようとする。その引田屋では、外国からの武器購入のために長崎に潜り込んでいた長州藩の高杉晋作(伊勢谷友介)や井上聞多(加藤虎ノ介)、伊藤俊輔(尾上寛之)が酒を飲んでいた。高杉の部屋では芸子のお元(蒼井優)が踊りを披露していた。そこへ龍馬たちが入り込んでくる。さらに、そこへ薩摩藩士たちが飛び込み…。