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さらば土佐よ

 後藤象二郎(青木崇高)から龍馬(福山雅治)暗殺の命を受けた弥太郎(香川照之)は、龍馬のお茶に毒を入れる。しかし、龍馬がお茶を飲む前に、弥太郎は龍馬の湯飲みを払いのけ、命を救う。龍馬は、武市半平太(大森南朋)が吉田東洋(田中泯)を殺そうとしているのを知り、東洋に会いに行く。東洋は真に土佐藩のためを考えているのは武市ではなく自分だと、龍馬に語る。龍馬は、東洋は武市が思うような悪人ではないと悟る。そのころ武市は、密かに東洋暗殺を実行するための刺客を集めていた。勤王党の中には、何もできない武市と土佐藩に見切りをつけ、脱藩を考える者たちも出はじめていた。沢村惣之丞(要潤)は龍馬にともに脱藩しようと持ちかける。  龍馬は再び武市を訪ね、東洋を殺すべきではないと武市を説得する。武市は龍馬の気持ちをくみ、東洋を殺したりしないと、その場をとりつくろう。龍馬の心の中には、土佐を飛び出し日本のためになることをしたいという気持ちがふつふつとわき始めていた。龍馬の気持ちを知った乙女(寺島しのぶ)は龍馬に密かに家伝の刀を渡す。その翌日、龍馬の姿は坂本家から消えていた。武市は那須信吾(天野義久)に命じて、吉田東洋の暗殺を決行する。

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  • Originally Aired March 28, 2010
  • Runtime 45 minutes
  • Network NHK
  • Created October 23, 2016 by
    Administrator admin
  • Modified September 6, 2023 by
    pthw199 mod