北海道根室にある下塚食品の事業所にて支社長・西野浩一が何者かに撃たれた。大阪の下塚食品会長・下塚秀雄はこの事件の真相究明を川谷に依頼。氷室と田村ら山崎一門の面々は北海道の地に降り立ち調査を開始する。
下塚食品の根室への工場誘致に反対していた小池が、根室の漁師・峰岸を撃った容疑で逮捕される。そんななか、根室の漁師たちが足繁く通う賭場を見つけてくる中島。氷室と田村は地元漁師に扮して賭場に潜入する。
氷室は小池が根室の漁師のヒーローだったという噂について、ツヨシに尋ねる。30年以上前、領海侵犯でソ連に捕まったツヨシの父親を小池が連れ戻したという。氷室と田村は冷戦時代に行われていたある裏取引を知り...。
姿を消した賭博の元締め・川島を追って小樽に到着した氷室ら山崎一門の面々は、飛び降り自殺を図ろうとする男に遭遇する。氷室は職場でパワハラを受けているというその男を放っておけず、彼を実家へ送り届ける。
氷室は襲撃されたことを受けて、牧場に丈治ら護衛を残し、さらに山崎一門の面々に下塚食品北海道支社長・西野浩一の警護を命じた。小樽港のフェリー乗り場へ向かった氷室と田村は、そこである女の姿を見つける。
わなにはまり、川島のアジトでとらわれの身となった氷室と田村。拷問中に川島は2人が侠和会のナンバー2と3だと気づくのだが、自分の後ろに控えている“札幌のジュニア”への恐怖に駆られて2人を殺そうとする。
薬物の密輸に関わっている「札幌のジュニア」という言葉を頼りに、札幌へ向かう侠和会の面々。すすきの最大の飲食チェーン・石村グループが密輸に関わっていると突き止めた山崎一門は、夜のすすきのに繰り出す。
問い詰められた広木部長は、根室への下塚食品の工場誘致が決まった時、西野支社長を“札幌のジュニア”石村信也に引き合わせたと打ち明ける。根室の工場と薬物密輸との関係が見えてきた氷室だったが...。
広木部長を人質に取られ、“札幌のジュニア”石村信也との交渉の場へ向かう氷室と田村。石村は薬物密輸ビジネスに侠和会も協力することを要求。氷室がその要求を断った瞬間、頭上からライフルの銃声が響く。
石村が集めた薬物の隠し倉庫に襲撃を仕掛ける侠和会の面々。だが、ロシアの特殊部隊出身の殺し屋軍団から返り討ちに遭ってしまう。次々と被弾する侠和会だったが、ロシアンマフィアに命懸けの戦いを挑んでいく。