我孫子沙織 (川栄李奈) はものを失くしがちな女である。その日も髪留めというかバレッタを失くした沙織は警察の遺失物係を訪れていた。「何か思い入れがあるんですか? バレッタ」と警察官 (勝村政信) に問われた沙織は過去の不思議な出来事を思い出す。大学の先輩数人と飲み会をした夜、帰り際に沙織は一人の先輩に呼び止められた。彼は数日前沙織が告白した相手。あっさりフラれた沙織は一人で寂しく歩くうち酔いが回り座り込んでしまう。意識が遠のく中、誰かに背負われたような感覚。そしておでんのにおい。気がつくと沙織はラブホにおり、目の前ではホストのシュウト (黒羽麻璃央) がコンビニのおでんを食べていた。果たしてこの恋愛? エピソードは、現在の沙織の『恋人は恋人。セフレはセフレ。別でしょ。』というユニークな恋愛観に影響を与えているのか! いないのか?
我孫子沙織 (川栄李奈) は物を失くしがちな女だ。ある日買い物をして大きい袋ごと失くした沙織は警察の遺失物係を訪れていた。なじみの警察官 (勝村政信) と、スリッパを履いてどこまで歩けるかみたいな他愛のない話をするうち、沙織は過去の不思議な出来事を思い出す。社会人1年目の沙織は仕事も恋も順調に進んでいるように見えた。しかし、記念日に突然切り出された別れ話。相手は沙織の一途すぎる愛情が原因だと言う。傷ついた沙織はヒールの靴を履いたまま、さまよい歩いた。気づくとそこは知らない街。心も体も疲れ果てた沙織を癒したのはふと立ち寄った足つぼ屋の男・吉村 (駿河太郎) がくれたあるアイテムだった。果たしてこのアイテムが現在の沙織の『恋人は恋人。セフレはセフレ。別でしょ。』というユニークな恋愛観に影響を与えている? のか?
ここ最近の「無理」にストレスを感じた美々(波瑠)は、いろいろ抱え込むのを止めようと決意。正直に打ち明けた青林(松下洸平)からは優しく受け止めてもらい安心する。 しかし、実際のところ、青林は美々のストレスを知り動揺していた。五文字(間宮祥太朗)から「ちゃんと気づいてあげてる?」と先に注意もされていたのだ。八木原(髙橋優斗)がプロポーズを拒否された。 実はそこには、将来に関する問題があって…。 一方、出世話のあった朝鳴(及川光博)も、自身の将来に関する決意を固めるのだった。 そんな中、青林が「ふたご座流星群を見に行こう」と美々をキャンプに誘った。五文字から、そのシチュエーションはプロポーズが目的なのでは?と言われ期待する美々。だがその先には二人の関係を揺るがす最大の危機が待っていた…。
すれ違ってしまった美々(波瑠)と青林(松下洸平)。そんな中、美々のリストラ話が浮上、岬(渡辺大)を中心に反対の署名活動が行われる。 一方富近(江口のりこ)は、朝鳴(及川光博)の息子が、「新しいお母さんはいらない」と言っているのを知らされた上、朝鳴から別れを告げられる。 八木原(髙橋優斗)は栞(福地桃子)と改めて結婚について話し合う決意をする。 お互い分かり合いたいと思う美々と青林。しかしそう思えば思うほど、なかなか分かり合えずにことごとくズレていく。そうこうしてる内にクリスマスがやってきて…。 二人はクリスマスまでの間、口では言いにくい時に、3回までSNSで会話してもいいと決めたルールに従い、「草モチ」と「檸檬」に戻ってお互いへの想いを語り始める。