平助 (錦戸亮) は、合同文化祭の打ち合わせのため行きつけのスナックで りさ (満島ひかり) と待ち合わせをしていた。そこで、かつての親友で恋敵だった サトシ (永山絢斗) と14年ぶりに再会する。 平助の学生時代にも合同文化祭の計画があったようで 「姉が実行委員だった」 と話すりさと、ミス三女コンテストの司会をする筈だったと話すサトシの間で戸惑う平助だった。礼拝堂の火事がなければ、合同文化祭が行われていたはずだったのだ…。 平助は、りさの学生時代の話を聞き、礼拝堂の火事が原因で 祐子 (波瑠) 以外にも辛い思いをした人間がいることを知る。そして、再会したサトシと当時から現在までの軌跡を辿るうちに、平助は意外な話をサトシから聞く。 一方、合同文化祭実現に向け、実行委員が男女混合で選ばれ動き出したが、その前に大きな越えなければいけない山があった。それは学力テスト… 東高と三女の偏差値に開きがあるため、三女に行った平助のクラスは最下位にならないこと、東高のりさのクラスは東高で1位を目指すこと。達成されなかったら、吉井校長 (斉藤由貴) の言うように合併も合同文化祭もナシになってしまうのだ。 三女に移った男子、東高に残った男子両者とも、今までの成績を上げようという気力を失っていた。そこで、平助は実家の永楽寺に成績悪い7名の生徒を連れ、学力テストまでの6日間、合宿して勉強に専念することになるが…。