アメリカでのプロジェクトが一段落した五十嵐唯織(窪田正孝)は、日本に帰国し、甘春総合病院への復帰を望んでいた。だが、甘春総合病院は、院長だった大森渚(和久井映見)の後を引き継いだ新院長の灰島将人(髙嶋政宏)が病院の合理化を実施。「放射線科医はいらない」と言い出し、読影はすべて外部へ委託。それに伴い、ラジエーションハウスも規模を縮小。黒羽たまき(山口紗弥加)、軒下吾郎(浜野謙太)、威能圭(丸山智己)、悠木倫(矢野聖人)は、病院を辞め、それぞれ別の病院などに転職していた。そんなある日、ヴァイオリニストの宝生真凛がコンサート中に倒れるという事態が…。客席にいた灰島は、彼女を甘春総合病院へ救急搬送することに。一方、ラジエーションハウスで田中福男(八嶋智人)と働く広瀬裕乃(広瀬アリス)は、最近様子が変だった小野寺俊夫(遠藤憲一)が認知症予備軍と診断されたことを知り、たまきや軒下らに助けを求めるが…。同じ頃、唯織は、甘春杏(本田翼)の父親でもある前々院長の正一(佐戸井けん太)を訪ねていた。そこで唯織は、杏がすでに甘春総合病院にいないことを知る。そんな折、仕事を終え帰路についた杏は、妊娠中の森迫由美(森カンナ)が腹痛に襲われ苦しそうにしているところに遭遇。由美は、かつて唯織たちがその命を救った世界的な写真家・菊島亨(イッセー尾形)の娘だった。そこに唯織が現れ…。
After his project in the U.S. had come to an end, Yuori Igarashi (Masataka Kubota) wanted to return to Japan and return to Gamchun General Hospital. However, at Ganchun General Hospital, the new director, Masato Ashishima (Masahiro Takashima), who succeeded the director Nagisa Omori (Emi Wakui), rationalized the hospital. "I don't need a radiologist," he said, and all the readings were outsourced. Along with this, the scale of the Radiation House was also reduced. Tamaki Kurobane (Sayaka Yamaguchi), Goro Enoshita (Kenta Hamano), Kei Takeno (Tomoki Maruyama), and Ryo Yuki (Seito Yano) had quit the hospital and moved to another hospital. Then, one day...