「名古屋城再建・金のシャチホコに託す」清正の石垣崩壊▽黄金の秘技◇

1945年5月の大空襲で焼失した国宝・名古屋城の復元に尽力した職人たちの挑戦を伝える。終戦後、名古屋城の再建は市民の悲願だったが、建設費の試算は当時の金額で6億円。復興期の公共事業が続いて、とても出せる額ではなかった。そんな中、市内の商店主たちが街頭での募金活動や芸能人を呼んで野球大会を催すなど、名古屋城再建のPRに立ち上がった。55年、ついに市は名古屋城の再建を決定。建築基準法により、新たな城はコンクリートの耐火構造となった。ところが工事開始直後、石垣が建物の重さに耐えられないことが判明。さらにコンクリートでは伝統の曲線がどうしても出せなかった。その時、地元名古屋の左官らが名乗りを上げる。

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  • Originally Aired June 14, 2005
  • Runtime 1 minutes
  • Network NHK
  • Created November 14, 2014 by
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  • Modified November 14, 2014 by
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