2か月先まで予約が入るという人気の焼き鳥店。店主池川の最大の特徴は、遠火が一般的な炭火焼きにおいて、常識外れの“近火の強火”。炭と食材を極限まで近づけ、表面を高温で素早く焼き固めることで、中からあふれる肉汁を閉じ込める。近火では、すぐに黒焦げになるため、池川は指がやけどするのもいとわず、ひたすら串を動かし続ける。焼き鳥という食文化を徹底的に突き詰め、地位向上を目指す熱き男の日々に密着する。