「仏教界の革命児」と呼ばれる、僧侶・高橋卓志。100人いれば、100とおりの送り方があると、手作りの温かな葬儀を創り出してきた。高橋の葬儀は、「聞き取り」で始まる。故人の人生を遺族から聞き、音楽と写真を駆使して短い物語にまとめる。物語には、人を癒やし強くする力があるという。そして、高橋に末期がんの40代の男性から相談が寄せられた。心配は、妻。最愛の夫を失う妻にどんな葬儀で向き合うか、挑戦が始まる。