いま注目を集める遺品整理のプロが登場!亡くなった人の部屋に残された愛用品を片づける遺品整理は、誕生して20年足らずのまだ新しい仕事。しかし、核家族や少子化が進むに連れて、その需要は飛躍的に高まっている。全国に1万社以上と言われる業者のなか、受注件数・成約率などでトップクラスの横尾将臣(49)。横尾はこれまで、1万件以上の現場を経験してきた。 「葬儀は肉体的な別れ、遺品整理は精神的な別れ」と考える横尾は、ただ遺品を整理するだけでなく、悲しみに暮れる遺族の心も整理する。人の死と向き合う過酷な現場に密着した。