6年前、津波で壊滅的な被害を受けた宮城・気仙沼。本場フランスにもその質の高さで名がとどろくカキの産地だった。養殖場など全てを失い、ゼロからの復活に挑んだのがカキ養殖50年の巨人・畠山重篤。海を豊かにするため植林を行うなどユニークな活動で知られる、人呼んで気仙沼の父。しかし立ちはだかる壁。体調の悪化。それでも決して下を向かず海を信じ、海と共に生きた。震災直後の8ヶ月に密着した格闘の記録を再び。