スミレがミュージカル『パーマン』をやることになった。パーマンたちは大喜びだが、パーマンの仕事でレッスンが遅れがちなスミレは、監督にしかられて落ち込む。スミレコピーはスミレを猛特訓することにするが、熱心なスミレは3号になったときにもレッスンを続け、パーマンたちも一般人も大迷惑。3号は、意を決して諫めに行った1号に詰め寄ろうとした拍子に、懸案の前方宙返りを完成させ、上機嫌で帰ってしまう。そして上演初日。1号たちから仕事の連絡が入ってしまった3号は、コピーに後を任せて飛び立つ。それがパーマンの任務であり、生き様なのだ。