海上自衛隊潜水艦がこつ然と消息を絶つ。 政府はその事実を隠蔽しようとするが、内閣官房長官の湯田(内野聖陽)は悩み、自殺念慮にとらわれてしまう。そんな中、米国で自殺防止の治療法を発明した脳科学者の鈴木(江口洋介)が日本へ帰国。2人は20年ぶりに再会する。鈴木は日本では未認可のその治療を行い、湯田を救う。ところが、治療を施された湯田は途端に人格が変わり、威圧的なまでに自信に満ちあふれる。