徳川 家治(とくがわ いえはる)

第10代将軍。 閑院宮直仁親王の第六王女である公家の娘・倫子との婚礼の儀を控えている。 父であり、第9代将軍・徳川家重(とくがわ いえしげ)が謎の死を遂げたことで、家治が第10代将軍の座についた。 幼い頃から聡明で期待されて育ち、祖父の第8代将軍・徳川吉宗(とくがわ よしむね)から目をかけられ、直接帝王学を学ぶエリート教育を受ける。 家治は苦境に陥る幕府を立て直したいと考え、行動に移すが、田沼意次(たぬま おきつぐ)にある秘密を握られ…。