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殺しの波紋

ある夜、火付盗賊改方与力・富田達五郎(萩原流行)が舟上で、ふたりの男を殺害した。ひとりは薬種商・橋本屋助蔵(滝 譲二)、もうひとりは船宿「菊川」の船頭・留吉であった。盗賊・犬神の竹松(河原さぶ)は、その現場を目撃。竹松は、富田の顔を覚えていた。三年前、富田が盗賊・下津川の万蔵一味を捕えた際、竹松は富田に弟の長吉を殺されていたのだ。竹松は、金百両を要求し、富田をゆすり始めた。富田の異変に気づいた平蔵(中村吉右衛門)は、密偵・小房の粂八(蟹江敬三)らに命じて、富田の周囲を調べさせる。実は、富田が殺した橋本屋は、盗賊だった。かつて富田の娘・幸(藤井真理)が大病を患い、市中見回りもうわの空だったころ、富田は、ふとしたことから絡まれ、抜刀してきた若侍を斬ってしまった。そこを、悪党の橋本屋に見られてしまっていたのだ。平蔵たちは、慎重に調べを進め、次第に富田の犯した悪事に近づいていくのであった。

日本語 English
  • Originally Aired April 30, 1997
  • Runtime 45 minutes
  • Content Rating United States of America TV-PG
  • Network Fuji TV
  • On Other Sites Official Website
  • Created May 24, 2020 by
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  • Modified May 24, 2020 by
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Name Type Role
Shizuo Nonami Writer
Yoshiki Onoda Director