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狐火

市ヶ谷・田町の薬種屋、山田屋孫兵衛方が襲われた。一家十七人が皆殺しにあった。叫び声をたてられぬように、まず、こん棒のようなもので頭を殴りつけ、気絶したところを刃物で刺すという卑劣なやり口だった。家の中に色刷りされた狐火札が貼りつけてあったことから、狐火の勇五郎(速水 亮)の仕業と思われた。狐火の一味は、平蔵(中村吉右衛門)と密偵のおまさ(梶芽衣子)に縁があった。平蔵は、暴れ放題の若かりしころ、泥棒と正体を知りつつ先代と付き合いがあり、おまさは勇五郎と恋仲になりながら掟によって別れた過去があったのだ。ふたりが知る狐火の一味は、決して残虐なことはしない。内偵を続けるおまさは、ある日、元狐火一味、瀬戸川の源七(垂水悟郎)と出会う。そして、勇五郎と十年ぶりの再会を果たした。勇五郎が言うには、弟の文吉(伊藤 高)が二代目狐火を語り、押し込みと殺しを続けているという。平蔵は、文吉に二度と狐火を名乗らぬよう説得しようとする勇五郎を泳がせる。

English 日本語
  • Originally Aired September 27, 1989
  • Runtime 45 minutes
  • Content Rating United States of America TV-PG
  • Network Fuji TV
  • On Other Sites Official Website
  • Created May 5, 2020 by
    Administrator admin
  • Modified May 5, 2020 by
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Name Type Role
Seiji Hoshikawa Writer
Yoshiki Onoda Director