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必殺投法

東亜が世界一の俊足・ジョンソンの守備の致命的な欠点を見抜いた成果は、リカオンズの攻撃、無死一・二塁の場面で出た。東亜は、打者の富岡に、ジョンソンが守るレフトにフライを上げさせる。打球を見ながら、楽々落下点に入るジョンソン。その時、東亜は、ジョンソンに「Watch out!(危ない!)」と 叫んだ。するとジョンソンは、その言葉に気を取られて落下点を通り過ぎ、ボールは別の所に転々。その間、塁上の2人の走者は生還し、リカオンズは、逆転に 成功したのだ。 東亜の解説によると、ジョンソンの守備の欠点は、“目を切る”ことが出来ないこと。普通の野手は、フライが飛んだ場合、いったん ボールを見ずに落下点方向に走り、再びボールを見てキャッチする。だが、ジョンソンは、それが出来ずに、打球から目を離さずに走ってしまう。フェンスに激突することも多いのは、その証拠。これに気付いた東亜は、ジョンソンに「Watch out!」と叫び、その目をフェンスに向けさせたのだ。 2対1と逆転を許したものの、バガブーズ監督の城丘は、ジョンソンの打順がまだ回ってくることから、余裕の表情だった。その予想通り、七回の先頭打者・ジョンソンは、セーフティバントを決めて出塁し、2つの盗塁で三塁に進塁。ここでマウンドに立った東亜は、2つの四球を出して、無死満塁になる。しかし、東亜の隠し球作戦で、ジョンソンをアウトに仕留め、後続も断ってしまった。 2対1のまま最終回を迎えたバガブーズの先頭打者は、またしてもジョンソン。ジョンソンは予定通りセーフティバントで出塁し、七回と同じように盗塁で三塁まで

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  • Originally Aired December 24, 2008
  • Runtime 25 minutes
  • Content Rating United States of America TV-PG
  • Network Nippon TV
  • Created July 9, 2018 by
    Administrator admin
  • Modified November 24, 2024 by
    Sivel
Name Type Role
Hideo Takayashiki Writer
Yuzo Sato Director