武蔵(錠島:長嶋一茂)が少年を斬る一条寺下がり松のシーンの撮影が近づくと、美月(岡本綾)は悩んで眠れなくなっていた。一階の愛子(賀来千香子)の横に寝に来た春海(大橋梓)を二階に送り返し、そんな春海の後姿を見ても子供を斬った武蔵を思う。幸太郎(佐々木蔵之介)に悩んでいることを見透かされた美月は、幸太郎のひと言で吹っ切れて、錠島と気持ちが通じ合うことができた。そしてラストシーンの撮影に臨み…。