滝乃(大竹しのぶ)が椿屋を辞めると言った翌日から、愛子(賀来千香子)が椿屋に入ることはなくなった。美月(岡本綾)は滝乃の着物を着て、椿屋の差配をする。滝乃は美月に椿屋の権利書や貯金通帳を渡し、椿屋を売って税金を払ってもそれなりのお金は残るだろう、と言うが美月は聞かない。そんな中、春夫(段田安則)が置手紙を残してアメリカに行ってしまう。一か月後、滝乃は出て行き、麻生(沢田研二)と新しい生活を始める。