朱梨(飯豊まりえ)と滝沢(影山優佳)は、ある殺人事件の参考人として辺見悠哉(中尾暢樹)から事情聴取する。被害者は、悠哉の恋人・長谷川茉央(優希美青)。彼女は、紐のようなもので絞殺された。事件当日、水族館でデートしていた茉央と悠哉が口論する様子が目撃されていた。取調べに対して悠哉は、茉央とは婚約して関係は順調だったと言い、口論の理由を語ろうとしない。さらに悠哉は、茉央が殺された時刻に家にいたとアリバイを主張するものの、同居する両親とは顔を合わせていなかった。朱梨は、一刻も早く犯人を捕まえてほしいと訴える悠哉の目に“悲しみ”を示す青を見る。悠哉の色は、両親の話になると“不安”を表す緑に変わる。 朱梨と滝沢は悠哉の自宅を訪ね、悠哉の両親・恭平(小林隆)と環(清水美砂)から話を聞く。事件当日の行動について、恭平は一人でキャンプに出掛けていて、環は早く寝たために悠哉の姿は見ていないという。朱梨が見た恭平の色は“不安”を表すで、環の色は“恐れ”を表す濃い緑と、“怒り”を表す赤だった。 朱梨と影山は茉央の会社で聞き込みを行い、茉央が悠哉との結婚を迷っていたという同僚の証言を得る。そんな中、茉央を殺害した凶器の登山ロープが発見され、それが恭平のものと判明する。悠哉と茉央、そして両親との間に隠された、歪な関係性とは――!?