性暴力被害者がつらい記憶から一歩踏み出せるのは、どんな支えがあったときなのか。大学生の女性は、高校時代の性被害を仲間に告白し、自分にしか語れないメッセージを伝え始めた。元上司から性被害にあった写真家の女性は、自分自身、そして同じ性被害者の心情をフィルムで表現する。口にしたのは『あの日から世界はモノクロ』…。2人の女性が、被害の影響に苦しみながらも社会へと歩みだす姿を追った。