原発事故で故郷と引き裂かれ、逃げた先にまた原発が…。福島・浪江町から新潟・柏崎市に避難し、2つの場所が“ふるさと”となった谷田きよさんにテレビ新潟はカメラを向けてきた。避難先で夫と死別。人との出会いを求め居酒屋を始める中、客が交わす原発是非の議論に抱いた思いとは。彼女の波乱の人生をたどりながら原発事故とは何だったのか、「原発」について多くの人々が胸に秘める思いとは何かを浮かび上がらせる。