「誰かがぼくたちを狙っている」強烈な悪意を感じたその日から、直人と直也に次々と危険が襲いかかる。いったい誰がふたりを殺そうとしているのか。サラリーマン、主婦、子供など、ごく普通の人々による殺人の陰に浮かびあがったのは、意外な人物だった。