SGレース・若松オーシャンカップがいよいよ始まった。女子レーサーで唯一の出場選手の櫛田千秋は地元と言うこともあり、気合の入ったレースをしていた。予選後半も粘りの走りで得点を稼ぎ、残りの1レース2着以上で準優進出が決まる。そして予選最終日12レース、櫛田は勝負駆けとなるが、圧倒的に不利な6号艇での出走。そのレースには洞口雄大もいた。しかし洞口はピットアウトで遅れ6コースの進入、櫛田は5コースに入る。しかし、これは洞口の作戦だった…。