丸亀競艇一般戦3日目の第11レースで波多野憲二は蒲生と走ることになった。しかし、今節の波多野は転覆歴のあるモーターのため絶不調。対する蒲生は出だしこそゴンロクだったが、モーターに手を入れたとたんに1着をとっていた。そして憲二も整備士を説得し、味方につけてスリーブ交換にとりかかる。そして試運転に出た憲二のモーター音に蒲生がすばやく反応した。いよいよ第11レースは始まる。そしてトップ争いは憲二と蒲生の2艇にしぼられた…。