やっと古池の弟子になった憲二だったが、いつも怒鳴られてばかりで、周りからはあんな仲の悪そうな師弟は見た事がないと囁かれていた。そんなある日、ライバルの洞口が蒲郡一般戦で初優勝したというニュースを聞き、俄然練習に力が入る憲二をみて「ライバルの好成績はよほどキクようだ」とほくそ笑む古池だった。そんな憲二に新鋭リーグ戦の斡旋がきた。やまと卒業レース以来の洞口との対決に対抗意識を燃やす憲二。しかしそこには岡泉誠二、潮崎俊也といったSGクラスの一段格の違うレーサーたちが待ち受けていた。