プラート博士の作戦は成功し、機動要塞の思考コントロールは通常システムに切り替えられた。しかし予定されていた総攻撃はギガノスに投降したケーンによって阻まれてしまう。 その頃、満身創痍のファルゲンを回収したミン大尉とプラクティーズは、彼の無事を確認していた。そこでミンは、改めてマイヨの指揮下に入ることを宣言する。 一方、あくまでもケーンを信じ続けたいリンダ、ローズ、ベンは、やはりケーンを信じつつ出撃を余儀なくされたライトとタップにその想いを託していた。混戦状態の戦場でケーンを発見したライトとタップは、彼が投降して以来初めてケーンと対面する。 しかしライトとタップを前にしてもケーンは投降した本当の理由、その真意を語ることはなった。そしてドルチェノフの作戦通り囮役を全うすると、ギガノスの別動隊が太陽発電衛星を破壊したことを確認し、機動要塞へと戻って行ってしまった。終始ケーンの説得を試みていたライトとタップは、そんなケーンの後ろ姿を見送りながら、母親を取り戻したら戻って来いと必死な呼びかけをするしかなかった。