度重なる失敗で、マイヨは最悪の戦地と評される南部戦線に左遷されることになった。苦渋をかみ締めつつ、心酔するギルトール総帥の命令とありおとなしく従うマイヨ。泣きすがるプラクティーズと別れ、ひとり寂しく出発するのだった。 その頃、ケーンたちはいつものペースでベン軍曹の訓練につき合わされていた。そこでベンのダイアンに対する恋心も発覚し、一同ははしゃぎ回る。一方、リンダとローズには招集された理由がダイアンから語られていた。ローズは月で行方不明になっていた両親を探すため、またリンダは父でありギガノスから亡命した科学者でもあるラング・プラート博士が中国にいるための召集だった。 ベンとダイアンの仲が急速に接近する中、ついにフライトユニットのテストが行われた。調子に乗ってマッハを叩き出すケーン。そして無防備な3人の通信から、ベンのダイアンに対する想いが艦内中の知るところとなる。まんざらでもないダイアン、照れるベン、リンダも父に対するわだかまりを解消するためにも中国で逢う決意をするなど、それぞれの穏やかなひと時が過ぎていくのだった。