希(土屋太鳳)がかつてケーキコンテストに出場したことを、幸枝(草笛光子)は一徹(葉山奨之)との会話から知る。その夜、希は幸枝になぜ藍子を置いて行ったのか尋ねる。パティシエの世界で一流になるには両方を並立させることは無理だった、と答える幸枝に、希は自分は家族がいちばん大切だと言い切る。日が替わり、市役所に出勤した希は、上司の博之(板尾創路)に呼び出されるが、その手には「辞職願」が握られていて…。