昭和22年、春。たちばな塩業の経営は順調で、福ちゃんも臨月を迎えました。萬平さんは三田村さんから出資してもらった3万円の使い道を考えています。福ちゃんは、萬平さんが本当にやりたいことに使うべきだと後押しします。安定してきた製塩業の規模を拡大するか、新たな事業にチャレンジするか、悩む萬平さん。そんな中、鈴さんが突然…。