東西冷戦の終結で活躍の場を失ったスパイ・飛車は、大富豪ハフナーの妻・マリアの行方を捜す仕事を引き受ける。だが、マリアの正体はイタリアと某軍事独裁国家の2重スパイ。ハフナーは軍事独裁国家を裏切ったマリアを始末するため、行方を追っていたのだった!
忍者集団・風神一族の首領である狂斎によって透明人間にされた怪児は、元の体に戻せと狂斎に迫る。ところが、その戦いの最中に狂斎は何者かによって殺されてしまう。狂斎の娘、京子は親の仇として怪児を追うが、この事件の裏には恐るべき陰謀が潜んでいた!
裏社会の大物になることを企む大凶大吉は、その第一歩として、政界の黒幕である独斎の運転手に収まった。うまく取り入ったつもりの大吉だったが、大事な部分に特製のリングをはめられ、言うことを聞けと脅される。仕方なく大吉は、独斎を追う不乱鬼刑事の殺害を引き受けるが…。
醜い容貌の博士は自分を裏切った女、アリスを殺し、サイボーグとして甦らせた。だが、またしても拒絶され、絶望の中で息絶える。博士の義理の息子、次郎長は仇を取るため、アリス殺害を計画する。だが、いつの間にか、アリスを愛し始めている自分に気づく!
ドラキュラ伯爵の屋敷に迷い込んだ超自然学者の百合子は、吸血鬼が実在していることを知って大喜び。その不死身の肉体をどうやって滅ぼすかを自分の研究テーマに掲げる決意をする。だが、ドラキュラは灰にしても、巨大な人造人間に食べさせても死ななかった!
慶長17(1612)年、武三死という名の剣豪が、海で嵐に巻き込まれ、ルイ13世統治下のフランスに漂着した。そこで出会ったのは、三銃士に憧れ、銃士隊に入ることを夢見るダルタニヤンという青年。ダルタニヤンのライバルとなった武三死は、自分も銃士隊に入ろうとする。
世界一の殺し屋を目指す二天寺健は、殺し屋養成所の恩師キラー博士を倒して、ナンバー1の座を手に入れようと決意。キラー博士は二天寺を始末するため、教え子の殺し屋たちを差し向けるが、二天寺は殺し屋の一人、神死奈を味方に引き入れ、次々と返り討ちにしていく!
人気ホストのカポネは、元々は巨大な権力を誇る暴力団の組長。だが、子分たちに裏切られて命を狙われ、かろうじて死地を脱するも、組は乗っ取られてしまった。以来カポネは子分たちへの復讐の機会を窺っていた。ついにその時に至り、カポネは行動を開始する!
依頼人に代わって怨みを晴らす復讐屋の烏丸一郎は、松崎という男の仕事を引き受けた。松崎の過去の弱みにつけ込んで、金をたかっているという煙山の家に忍び込んだ一郎だが、既に煙山は殺されていた。殺人犯として追われる一郎。だがこれは何者かが仕掛けた罠だった!
衛星プラネッツはグランママと呼ばれるコンピューターに支配され、すべての住人は完全な管理下に置かれていた。グランママからの解放を願うランダム乱は、グランママを搭載する巨大宇宙建造物エンペラー・グロリアに乗り込む。グランママの破壊は見事に成功したかに思えたのだが…。
清楚で可憐な女子高生のジュンは、困っている人を放っておけない面倒見のよさが身上。同級生のナオミは、ジュンのそんな性格につけ込み、行方不明になっている3人の少女を捜して欲しいと頼み込む。ジュンはナオミの話を聞いて、大金持ちのプレイボーイ、乙矢が怪しいと目をつけた。
警察やマスコミでは手が出せない危険な場所に潜り込み、スクープをものにする裏ジャーナリスト組織パンドラ。その一員である三九郎は、ある日、パンドラのボスから依頼を受け、闇の殺し屋グループ「死の接吻」についての調査を開始する。だが、そんな三九郎に次々と刺客の魔の手が迫る!