アギトは自身の過去を夢に見る。 それは数年前、研究組織で実験体として扱われていた、苦難の時代の記憶だった。 施設襲撃を行ったゼストとルーテシアによって救出され、ルーテシアの温情により、2人の旅の同行者となったアギト。創造者である「マイスター」の記憶も、心と魂を預ける融合相手である「ロード」も持たないアギトは、先の戦いで出会ったリインとヴィータのコンビを羨ましく思い、同時にライバル心を燃やす。 一方、レリックとともに現れた少女を保護していた聖王医療院で、なのはは目を覚ました少女と出会う。 「ヴィヴィオ」と名乗った少女に不思議となつかれるなのは。 そして、先の事件とヴィヴィオの素性について、フォワード陣はそれぞれに思いを巡られる。 ナンバーズたちの正体に心当たりのある様子のスバル。 ヴィヴィオの出自に「プロジェクトF」の影を見てとるエリオ。 なのはとフェイトを伴い、聖王教会へ赴いたはやては、『機動六課の設立の真の理由』を明かす。 それはカリムの能力「預言者の著書(プロフェ―ティン・シュリフテン)」によって導き出された、ある預言と深い関わりを持つものだった…。