タクミ電機営業部長・矢作(唐沢寿明)は、譲原会長(岸部一徳)の特命で余命3カ月の会社倒産の危機を回避するため、再建戦略室を立ち上げる。財務課長・柿沼(吉岡秀隆)、工場長・西山(國村隼)など7人の社員が秘密裏に集められ、リチウムイオン電池市場で勝負をかけることになる。だが、中国企業ライシェがタクミ独自の技術を使った製品を売り出し、ヤマト自動車との契約が奪われる。矢作は柿沼たちと中国に渡り、技術の対価として5000億円を要求するが、現れたのはかつての同僚の技術者・迫田(高橋克実)だった。