自分の元に現れる幽霊が死んだ恋人かどうか確認してほしい、とトメ(水野久美)という老婦人から依頼が入った。奇妙な依頼に時多駿太郎(松本潤)は驚くが、トメは真剣だった。しかし、筑紫昌義(角野卓造)から管轄外だと断られてしまう。
そんな折、旭淳平(大泉洋)が友人から紹介された千崎陽子(中越典子)とお見合いをすることになった。陽子は航空関係の仕事をしているということで、淳平は見栄を張り自分は弁護士だと嘘をつく。その様子を、こっそり監視していた駿太郎と水野飛鳥(仲里依紗)はあきれる。すると、陽子が自分は航空関係の探偵、つまり、乗客の忘れ物を探す遺失物係だと言った。数日後、陽子と会った淳平は、嘘をついたことを謝罪し、本当は探偵だと明かした。陽子は、自分と同じだ、と打ち解けた様子で仕事への思いを語り始める。それを聞いた淳平は、トメを思い出す。
淳平が事務所に戻ると、藤崎瞳子(松嶋菜々子)がトメの件を聞いたと言った。引き受けることにしたのか、と聞く駿太郎に瞳子は、恋人の幽霊を信じるトメに幽霊はいないと告げるのは酷だろうと答えた。
自宅に戻った駿太郎は、孝次郎(小山慶一郎)と居間にいた母・百合子(岡江久美子)に亡くなった夫を思い出すことがあるかと聞いた。思い出しても戻ってくるはずはないけれど、思い出すという百合子に、駿太郎もトメのことを思う。
その頃、淳平はトメの自宅で茅野メイ(入来茉里)が作った磁場計測器を持ちながら、幽霊の気配があるかどうか調べていた。しかし、幽霊は現れなかった。淳平が去ったあと、今度は駿太郎が自分にできるこ